活動における重点テーマや目標
図書館、書店、本屋街などを切り口に、人と本との関わりを紐解いていく。「図書館とは何か」「本のある街」「世界の図書館」等をテーマとし、また本との関わりのシーンを一般の方から募集し、多角的に俯瞰する。
活動の概要
書籍の流通から分類まで、図書館とは何か、公共図書館のあり方等、本について様々な角度から紹介。石川県立図書館、ニューヨーク公共図書館、米国議会図書館、ヘルシンキ中央図書館のインタビュー映像により受動的にわかりやすく会場にて紹介する。また、参加型イベント百冊百景を実施し、一般公募100人の本の出会いとエピソードを集めライブラリーコーナーにて紹介した。参加者とともに本との関わりや「本のある街」を考察する。
ゲストを招聘し、本を語るサロントークも展開した。
活動の特色
誰もが無料で書物を借り資料に触れ、学ぶことが出来、かつ地域創造の場として誕生した公共図書館は、いわば戦後の民主主義の象徴として1950年代に生まれた。半世紀を超え、人工知能の登場や、メディアの形態も大きく変遷する中で、本の在り様、また公共図書館の果たす役割の可能性を様々な角度から検証する。