審査について

日本各地の取り組みを広く審査の対象とします。組織や活動の規模は問いません。以下の視点を軸に置きつつ、社会・地域への思いや創意工夫を凝らした点などを含め、総合的に審査します。応募項目に記入する際は、以下の視点を織り交ぜながらご記入ください。

This is MECENAT 審査会・審査ポイント

どのように「芸術文化振興による心豊かなより良い社会づくり=メセナ」活動に取り組まれているかという観点から、下記ポイントにて審査します。

1. 位置づけ
企業としてメセナ活動をどのように位置づけているか
2. 主体性
プロジェクトの企画・運営に主体的に取り組んでいるか、他団体と連携するプロジェクトの場合でも主体的に関与しているか
3. 視野
活動の幅広い展開や、継続の意欲や可能性があるか

This is MECENAT 審査会・審査ポイント

毎年、This is MECENAT 活動の中から、認定の翌年度に特に優れた活動をメセナアワードにて選考します。※エントリーは任意です

【メセナ大賞】

【優秀賞】

  • 芸術文化の向上や普及への貢献
  • 社会や地域への貢献
  • 企業独自のノウハウ・資源の活用
  • 活動の継続性・発展性や独創性

審査委員

This is MECENAT とメセナアワードは同じ審査委員によって行われます。
委員長
仲町啓子|実践女子大学名誉教授/秋田県立近代美術館特任館長
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。専門は日本近世美術史。主著に『光琳論』(中央公論美術出版、2020年、2021年度國華賞と徳川賞を受賞)や『江戸時代の女性画家』(中央公論美術出版、2021年)などがある。
佐倉 統|東京大学大学院情報学環教授
理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダー
1960年東京生れ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。いろいろな科学技術と社会の関係が研究テーマ。おもな対象はロボット・AI、脳神経科学、進化論など。主著『科学とはなにか』『現代思想としての環境問題』『進化論の挑戦』『進化論という考えかた』『科学の横道』。
永山祐子|建築家
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所。2002年永山祐子建築設計。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」「ドバイ国際博覧会日本館」「JINS PARK 前橋」「東急歌舞伎町タワー」など。https://www.yukonagayama.co.jp/
八反田 弘|東京藝術大学名誉教授
サントリーホールにて主にプロデューサーとして様々な公演制作を担い、武満徹監修「国際作曲委嘱シリーズ」、「ホール・オペラ」シリーズなどを手掛け、また若手アーティストの発掘や、エデュケーション・プログラムの創設と制作を推進した。
2014年武蔵野音楽大学演奏部長。2019~22年東京藝術大学演奏藝術センター教授及び副学長。現在、日本芸術文化振興会にてPO、また東京佼成ウインドオーケストラ常務理事。
松尾卓哉|(株)17 クリエイティブディレクター/
CMプランナー/コピーライター
チョコザップ、東急リバブル、Yogibo、I H Iなど、「目立って、おもしろくて、モノが売れる広告」をつくるクリエイティブ集団「17(ジュウナナ)」代表。
日本ネーミング協会理事、Forbes JAPANオフィシャルコラムニスト、慶應義塾大学特別招聘教授など。
山口 周|独立研究者、著作家、パブリックスピーカー
1970年東京生まれ。慶大文学部卒業、同大学院修了。電通、BCG、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。株式会社ライプニッツ代表。株式会社中川政七商店社外取締役、株式会社モバイルファクトリー社外取締役。
著書に『人生の経営戦略』『クリティカル・ビジネス・パラダイム』『ビジネスの未来』『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』など。
夏坂真澄|企業メセナ協議会理事長
大阪大学人間科学部卒業、ワシントン大学経営学修士課程修了。花王株式会社常務執行役員、株式会社カネボウ化粧品代表取締役社長などを歴任。
花王株式会社前顧問、学校法人啓明学園理事長。共著『日本と中国 歴史の接点』。(角川学芸出版、主婦と生活社)
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