活動における重点テーマや目標
若年人口の減少や郷土愛希薄化の状況を受け、地域の子供たちに静岡県の産業・歴史・文化を学ぶ機会を提供することで、郷土愛を持った人材を育成し、将来的な定住人口の増加や地域の振興に資することを目的とします。
活動の概要
地域の子供たちに、地元の歴史や文化、産業を学ぶ機会を提供すべく、主に1日の体験型イベントを静岡銀行で主催しています。地域の子供が、地元の歴史や文化等をよく知り、好きになることで、将来的に静岡で活躍する人材になってもらいたいという想いで、静岡県の各地で過去11回開催しています。過去に取り扱ったテーマは「『ユネスコ世界遺産ジオパーク』に登録された伊豆半島の歴史や特産品」「静岡県の代表的な地場産業であるお茶の文化」「世界文化遺産に登録された富士山の歴史」「地元製紙業者が主催する、紙の可能性を追求したアートコンペ『紙わざ大賞』」等があり、数々の文化について取り扱っています。
活動の特色
しずおかキッズアカデミーは各地域の企業・大学・報道機関・教育委員会等と連携し、共同で開催しています。キッズアカデミーの想いである「郷土愛を持った人材育成」は静岡銀行単独ではなし得ず、産・官・学・金・言・労・士が連携することで、地域が一体となった取り組みとして実施していきます。静岡県に根ざし、各地域の資源を持っている方々と広く関係を持つ地域金融機関である静岡銀行が、こういった取り組みの中心となることに意義があるものと考え活動しています。また、子供だけでなくその保護者にも積極的に参加してもらい、親世代にも改めて地元の長所を再認識してもらい、親から子へ地域資源が伝承されていくよう工夫をしています。