活動における重点テーマや目標
アールトデザインの魅力「ヒューマニズム」と「自然主義」をアイノの功績から紐解き、日常の暮らしの中にこそデザインが必要であるというアイノ・アアルトの思想に注目する。
活動の概要
2016年に開催し大変好評いただいた「AINO AALTO -Alvar Aaltoと歩んだ25年-」からさらに発展させて、アイノとアルヴァが世界的建築家への道を歩み始めた1924年からアイノが亡くなる1949年までの25年に果たした仕事の中で、特にアイノの関わりが深いと思われる、機能、効率、衛生面を重視したインテリアの思想を、原寸で再現した1930年の最小限住宅展や、MITの協力のもとAR(拡張現実)で再現したアアルト自邸などを通して紹介する。
活動の特色
建築家アルヴァ・アアルトはあまりにも有名だが、妻でありパートナーでもあったアイノ・アアルトの仕事はあまり知られていない。アイノは、アルヴァの作品に使いやすく心地よいという「暮らしを大切にする」視線を加え、空間に柔らかさや優しさが生まれたと言われ、二人の協働によって数々の名作が生まれた。知られざる二人の活動に光をあてる。
