活動における重点テーマや目標
類い稀な才能に恵まれた二人のデザイナー、チャールズ・イームズとレイ・イームズの軌跡を辿ることにより、現代性と未来につながる普遍的な価値を見つめる。
活動の概要
20世紀の名作住宅の一つであるイームズハウスのデザイン思想を読み解くと同時に、イームズ夫妻がイサム・ノグチ等を介して日本のデザイン界と交流し、相互に影響し合ったエピソードなどを紹介する。この展覧会のためにつくられたイームズハウスの1/20模型や、レイ・イームズによるドローイング、イームズ夫妻による映像作品も見どころ。
活動の特色
イームズオフィス、イームズ財団の全面的な協力を得て、「イームズハウス」の詳細まで再現した模型を展示した。また会場構成は、イームズ夫妻によってデザインされた「ハウスオブカード」を模したパネルが並ぶユニークなものとした。夫妻と交流があった国内の関係者からお借りしたイームズデザインの家具も関係団体の協力を得て展示。映像コーナーでは、イームズデザインの椅子に座ってじっくりと鑑賞することができる。シンポジウム2回、ワークショップ1回、映像鑑賞会1回と、関連イベントも多く企画した。
