活動における重点テーマや目標
持続可能な社会に欠かせない多様性尊重を促す「対話」のプロセスを、より一般的で日常的なものとするアプローチの一つとして、自社の経営資源を生かした「ワークショップ」の取り組みを実践しています。
活動の概要
誰もが容易に、多様な文化・価値観に触れ、新しい考えをめぐらす体験価値を提供するワークショッププログラムを開発、実践しています。アート、歴史、地域文化など領域を取り上げ、主に、学校や家庭以外の第三の学びの場として年3回開催される大阪ナレッジキャピタルのワークショップフェス、図書館や文化複合施設での実施、小中学校への出張授業を行っており、地域の大学や文化施設、生活者を結び付け、活動の裾野が広がるようネットワークを構築し、実践の輪を広げていく取り組みを行っています。
活動の特色
■主なワークショップ ➀美術鑑賞ワークショップ「世界の美術で遊んじゃおう」:ルーヴル美術館とともに開発した、タブレット端末を使ったプログラム。AR(オーグメンテッド・リアリティ:拡張現実)の技術を用い、作品を現実風景に展示・撮影する活動を通じ、作品のない場所でも美術作品に親しむ機会を提供します。➁地球儀制作ワークショップ「世界最古の地球儀を作っちゃおう」:フランス国立図書館(BnF)とともに、DNPが独自に開発した高精細3Dデジタルシステムによって制作したデジタル画像を用い、地球儀を制作するワークショップ。制作過程を学ぶと共に文化遺産について考える機会を提供します。
