活動における重点テーマや目標
Daigasグループが長年培った食文化の醸成という経営資源を活用して、子どもたちに当社グループだからこそできる食の体験を提供し、食の良さや楽しさを実感してもらい生きる力の形成に資することを目指します。
活動の概要
Daigasグループは、創業以来お客さま起点に徹し「サービス第一」の社是のもと、「暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループであり続ける」という理念で事業活動を行っています。
一方、1981年良き企業市民を目指した企業ボランティア活動としてスタートした「Daigasグループ小さな灯運動」では、児童養護施設で生活する子どもたちの支援に従来取り組んでおり、その一環として2007年8月から「ともしびこどもクッキング」を開催しています。毎年、クッキングスクールの講師がボランティアで調理指導を行い内容も工夫を重ねながら、その後の人生に役立つような食体験を提供しています。
活動の特色
本件は子どもたちが自立して生きる力の形成を目指しており、当社グループが持つ食という経営資源を活用した体験活動です。普段の食事は決まった献立で大量に調理され「自分が作ったものを自分で食べる」経験が乏しい現状です。そのため包丁の安全な使い方やお米の炊き方といった基本的な調理に加えて和食のユネスコ世界遺産登録を契機に開設した「和食だし体験講座」も取り入れています。2011年からは「子どもたちだけで作る」ことを目的に大阪府北摂エリアで地域の料理講師と協働した「愛情ごはんづくり」活動を展開。大学やボランティアとも連携してこれまで約40回実施して地域とのつながりを共創する取り組みとなっています。
