活動における重点テーマや目標
食は文化であり、羊羹・和菓子を理解し、楽しむことは、人々の人生を豊かにする。羊羹・和菓子の歴史、種類や製法の違い、味の違いをより深く理解していただくことで、食を通じての心の豊かさに貢献したい。
活動の概要
村岡総本舗羊羹資料館は昭和16年建築の砂糖蔵を昭和59年に改装開館。国の有形文化財に登録。22世紀に残す佐賀県遺産に村岡総本舗本店・村岡総本舗羊羹資料館が認定。佐賀県職業能力開発協会を通じ県内の小学校にて“佐賀マイスター”の萩原隆文主任が羊羹の作り方を指導、村岡安廣社長が「羊羹のおいしさ講座」を講話。羊羹和菓子とその歴史等の調査研究のきっかけは約30年前東京のテレビ局から小城羊羹について取材を受けたこと。羊羹情報の受発信のきっかけは昭和50年染色家鈴田照次により村岡総本舗オリジナルカレンダーに羊羹の伝統製法が取り上げられ、羊羹が重要な伝統的食文化として認められたこと。
活動の特色
村岡総本舗羊羹資料館では、羊羹の歴史や製法などを紹介したビデオを見ながら、伝統製法の羊羹切り羊羹とお茶の飲食が提供される。羊羹歴史年表、昔の道具類やレッテルの展示、原材料の展示等も行っている。年中無休で入館無料。出版物として「羊羹百話」「羊羹資料館案内」「肥前の菓子」「村岡総本舗羊羹資料館案内」を刊行。一方、佐月に一回、「羊羹のおいしさ講座」を行っており、数種の羊羹を食べながら製法や材料による味の違い、歴史等を学べる。
