活動における重点テーマや目標
その時代の社会的関心事や身近なテーマについて、人文と科学の分野の有識者が様々な視点から講話・議論を行う。聴講者の知的好奇心を刺激し、豊かな生活文化への提言を行う。
活動の概要
文と科学を融合する総合研究支援の一環として文理融合シンポジウムを2003年から開催。今回は最も身近な『家族』に焦点をあて「これからの家族を考える」を大テーマに3回シリーズで開催。2016年の第1回「しがらみときずな」では家族の本質とリアリズムについて、2017年の第2回「進化しているのか家族」では人類の進化と家族形態のルーツについて、2018年11月のシリーズ総括では過去・現在・未来の家族の形態や価値観の変遷について講演予定。リリース発表やポスター掲示、新聞広告等で一般対象に300名を公募、聴講は無料。講演録として小冊子を作成、WEBで情報発信し、有識者による多様な視点の講話を幅広く周知する。
活動の特色
芸術と科学の財団ならではの切り口で、人文と科学の分野で活躍する第一線の講師が前半は1つのテーマを其々の分野の視点で分かりやすく講話し、後半は登壇者全員のパネルトークにより議論を深める。多面的で分野を超えた議論は化学反応を起こし、身近な問題に対する物事の見方に新しい発見があると聴講者から好評を得ている。過去には“睡眠”や“顔”、“美しい生き方”を題材に開催。顔は「見る人と見られる人の関係」の中にあることや、テクロノジーと芸術から新しいライフスタイルを築くヒント等、総合研究の幅広い視点から提言。今シリーズの“家族”では聴講者に、家族への想いと昨今の希薄化する家族への再考を提供する場を目指します。