活動における重点テーマや目標
日本の鉄道発祥地である汐留の歴史を永く後世に伝えるとともに、明治期に日本の近代化をけん引した鉄道にまつわる様々な事柄をご紹介します。
活動の概要
鉄道歴史展示室は、旧新橋停車場駅舎の再現に合わせて開設された、どなたにも気軽に利用いただける無料の展示室です。
2003年に開室して以来、常設展にて国の史跡「旧新橋停車場跡」や汐留の歴史を紹介するほか、「汐留」「鉄道」「明治」をテーマに45回の企画展を開催してまいりいました。2018年度は、鉄道博物館と連携した「進化・深感・新幹線展」と「明治150年記念 NIPPON鉄道の夜明け展」、(公財)東京都公園協会と連携した「東京150年 浜離宮と旧新橋停車場」、「没後20年 工業デザイナー 黒岩保美」の企画展を開催予定です。
活動の特色
鉄道発祥の国の史跡「旧新橋停車場跡」を目に見える形で後世に伝えたいという願いを込めて、明治5年に鉄道が開業した当時に建設された新橋停車場駅舎の外見を、当時と同位置に再建することとなりました。史跡の保存・公開や出土品の展示を行い、地史や近代史を学ぶ場を提供しています。また、汐留シオサイトB街区の冬季イルミネーションイベントの会場となり鉄道発祥の地であることを告知したり、港区生涯学習センターが開催する「新橋鉄道講座」に協力し鉄道文化の普及を行うなど、地域との連携を強化しながら鉄道文化の周知に努めています。