活動における重点テーマや目標
DNPの経営理念「創発的社会への貢献」に向け、「多様な価値観と対話する文化の醸成」を理念とし、「本業に近いところで息長く」をモットーに企業メセナ活動を展開しています。
展覧会を通じて、多様な価値観に触れ、創造性を刺激する体験を提供することを目指しています。
活動の概要
日本の広告・デザイン業界を牽引してきたアートディレクターのひとり、浅葉克己氏の仕事を紹介します。多様な仕事の中でも、18歳で文字研究者、佐藤敬之輔氏と出会って以来、ずっと探求し続けているタイポグラフィに焦点をあてます。1994年には、アジアのタイポグラフィを極めるため書を始め、現在でも毎日欠かさず筆を持ちます。広告黄金時代に手がけたSEIBUやサントリーの仕事、中国雲南省の少数民族に伝わる象形文字「トンパ文字」の追究、書の体験から生み出された新たな「浅葉文字」など、多様な角度から、氏のタイポグラフィに対する造詣の深さを掘り下げる企画展です。
活動の特色
情報社会が急速に発達し、文字の活躍の場がますます広がっている状況で、日本のみならず世界各国でタイポグラフィが注目を集めています。漢字、かな、カタカナ、ローマ字と、さまざまな異なる形態の文字を当たり前のように混在して使用している日本は、世界の中でも独特な文字文化を発達させてきたといえます。長きに渡る浅葉氏のタイポグラフィ研究と、その結果生み出されてきた数々の作品を俯瞰し、今後の「ニッポン・タイポグラフィ」のきざしを捉えることをめざします。



