活動における重点テーマや目標
DNPの経営理念「創発的社会への貢献」に向け、「多様な価値観と対話する文化の醸成」を理念とし、「本業に近いところで息長く」をモットーに企業メセナ活動を展開しています。
展覧会を通じて、多様な価値観に触れ、創造性を刺激する体験を提供することを目指しています。
活動の概要
日本人として初めて、子供の本のノーベル賞といわれるリンドグレーン記念文学賞を受賞した、大人気絵本作家、荒井良二氏の仕事を紹介します。100冊以上もの絵本を生み出している氏は、絵本=子供のための本とは考えておらず、もっと想像力を掻き立てる、自由で楽しいものとして創作しています。音楽活動やワークショップ、地域活性化を目的としたアートイベントなど、現在進行形のライブ感溢れるクリエイターである荒井氏の世界に、来館者がどっぷり浸かれる展覧会です。
活動の特色
「子供のため」という枠組による既成概念の強い絵本業界に対して、ブックデザインの重要性を説き、優秀なグラフィック・デザイナーを絵本に採用したのも荒井氏の功績。全体の構成やコンセプトを組立て、目的に沿ったデザイナーと組み、構想から仕上げまできっちりとデザインする荒井氏ですが、その表現形態は自由そのものに見えます。コンピューターが主流となってからの若手デザイナーの作品が、「上手ですけれど、なんとなく同じ枠にはまっている」傾向にあるが、本展を通して、デザインすべき部分と自分を解放すべき部分とを考え直すきっかけとしたいです。



