活動における重点テーマや目標
才能ある若手作家が活躍するきっかけとなるだけでなく、作家活動の継続的な支援を目的としています。また、地域社会の皆様に絵画を身近に感じていただく機会の創出を通じ、美術界の発展への寄与も目指しています。
活動の概要
シェル美術賞は、次世代を担う若手作家のための美術賞であり、次世代育成を軸とする社会貢献活動の主たる活動として、1956年の創設当初より完全な公募制で実施しています。創設60周年を迎えた2016年には、メセナアワード2016優秀賞「若手貝画賞」を受賞しました。本受賞は、長年にわたる若手作家の作品発表機会の創出に加え、展覧会情報の発信など若手作家の活躍を継続的に支援することで、次世代育成に寄与している点が評価されました。今後も、審査員が全ての応募作品を実際に見て行う現物審査など、長年引き継がれてきたものは継続しつつ、一方で時代の変化に対応し、新企画を実施するなど、新しいステージへ進んでゆきます。
活動の特色
①発表機会の創出 シェル美術賞 アーティスト・セレクション(SAS):過去の受賞・入選作家から、今後の活躍が期待される作家を選出し、彼らの作品を展覧会場で展示しています。 ②受賞機会の創出 オーディエンス賞:展覧会場にて、来場者による投票で作品選出し、賞を贈呈しています。 ③活躍の継続的支援 展覧会情報のウェブサイト掲載:過去の受賞・入選作家の展覧会情報をウェブサイトに掲載し、広く発信しています。 ④講評会、レセプションの開催:全ての受賞・入選作品について、作家と対話しながら審査員が講評する講評会、作家同志の交流の場としてレセプションを開催し、情報交換やグループ展開催などに活かされています。