活動における重点テーマや目標
本アワードの実施目的は、明日を担う、若いアーティストやデザイナーの発掘と応援です。東京ミッドタウンをステージとして、日本の未来のアート&デザインシーンを担う明日の才能をサポートしています。
活動の概要
2008年より毎年開催している39歳以下の作家を対象としたアートとデザインのアワード。2016年で9回目の実施となる。アートコンペでは6組の作家が入賞。賞金や制作補助金の提供の他、受賞後の支援として東京ミッドタウンでの作品展示、ハワイ大学のアートプログラムへの招聘等を実施。デザインコンペでは8組が入賞。プレゼンシート1枚のみの提出という応募方法で、自由度の高いテーマを設定。応募者の間口を広げている。また受賞作品の商品化に向けたサポートを行い、計12点の商品化を実現させている。2015年に伊「ミラノサローネ」期間中にミラノで展示を行い、世界への発信を強化した。
活動の特色
受賞後、アートコンペでは、東京ミッドタウン内の公共空間にて作品設置(約1カ月)、ワークショップ実施の機会を作家へ提供。社会の広い層からも関心を集められる仕組みとなっている。受賞作家は、地域および東京ミッドタウン内で実施されるイベントにも優先的に参加ができ、作品性を向上できる機会ともなっている。デザインコンペでは、商品化サポートを提供。日本のものづくりとデザインをつなぎ、提案されたデザインが一般の手に届くまでを支援。また2013年より展示を常設化した。両コンペの継続的情報発信を東京ミッドタウンが通年で実施。海外機関との連携も実施し、国内に留まらず世界への発信も行っている。今後も毎年継続予定。