活動における重点テーマや目標
「コミュニケーション空間としての駅」となることを目指し、「アート」「知」などに関する多様なプログラムを実施し、文化・芸術の創造と交流の場として活用することにより、中之島地域の活性化に貢献する。
活動の概要
企業・国立大学・NPO、それぞれの特徴と利点を活かした活動を展開。
①三者協働の企画展:鉄道の創造性に着目した現代美術の企画展「鉄道芸術祭」(2010年~/2016年度で7回目)、アートや知の可能性を探求する企画展「サーチプロジェクト」(2011年~/2016年度で6回目)
②社学連携事業:大阪大学によるレクチャー&対話企画「ラボカフェ」(毎月4~10本開催/2006年~/2017年3月で延べ644回)
③パフォーマンスやワークショップ:NPOダンスボックス企画「ブリッジシアター」(毎年1~2回開催)
④周辺地域の団体やプロジェクトとの共催事業:クラシックミニコンサート、JSTシンポジウム等
活動の特色
・アートエリアB1では、駅構内という立地を活かし、普段美術館やギャラリーに馴染みがない人でも、アーティストの先駆的表現や最先端の研究、クラシックの生演奏等に触れる機会を創出している。
・主催事業では、「社会や人々の価値観を拡張する芸術」を基本理念とし、作品表現や展覧会に加えて、様々な領域の専門家によるトークや社会的主題に関する対話プログラムを実施するため、参加者層とテーマが多角的かつ重層的に発展すると考える。また、企業本社・文化施設・メディアが集積する中之島地域の特性を活かした広報や企画展開を視野に入れているため、「社会を構成する様々な人々」へのアプローチと事業の発展性が見込まれる。