活動における重点テーマや目標
DNPの経営理念「創発的社会への貢献」に向け、「多様な価値観と対話する文化の醸成」を理念とし、「本業に近いところで息長く」をモットーに企業メセナ活動を展開しています。
展覧会を通じて、多様な価値観に触れ、創造性を刺激する体験を提供することを目指しています。
活動の概要
グラフィックデザイナーとして第一線で活躍する傍ら、教育にも熱心に取り組んでいる、関西を代表する三木健氏のデザインと独自の教育論を紹介します。氏は、はじめてデザインを勉強する学生たちに「りんご」というシンプルな題材を通して、デザインを仕事とする上での核となる考え方を最初に教えています。その授業内容は世界のトップデザイナーの集う国際グラフィック連盟(AGI)総会で報告された際もデザインの基礎を学ぶ一例として賞賛されました。本展では、この「りんご」デザイン教育の理論に焦点をあて、時代に求められているグラフィックデザインとその教育のあり方を探ります。
活動の特色
コンピュータ・テクノロジーの発達により、グラフィックデザイナーのあり方は急速に変化しています。世界中の教育機関で学生や若手の教育方法が議論され試行錯誤が繰り返されるなど、次世代育成のための大きな課題となっています。本展では、三木氏のグラフィックデザイナーとしての作品展示とともに、氏がデザイナーを志す学生向けに展開するワークショップ形式の授業『りんご』の内容を映像やパネルにより紹介します。また、会期中に開催するトークショウでは氏自らに独自の教育論を語っていただきます。この展覧会が教育関係者や学生がデザイン教育のあり方を考えるきっかけとなり、次世代育成の一助となることめざしします。



