活動における重点テーマや目標
文豪・谷崎潤一郎から譲り受けた邸宅「石村亭」を維持・保存しています。また、そうした歴史的建造物の保存活動への思いをもとに、京都を中心とした歴史的文化財の修理・整備への支援を行っています。
活動の概要
谷崎潤一郎が長らく住まい、執筆活動を行った石村亭を、1956年に当社が譲り受けました。「京都に来たときは見に行きたいので、できれば現状のまま使ってもらいたい」と谷崎からの要望に、その趣や佇まいを変えずに持ち続けることを約束しました。平安朝好みの谷崎お気に入りの優雅な佇まいの母屋と、変化に富んだ多くの庭石を楽しめる庭園は、まさに石村亭の名にふさわしい姿を残しています。
また、会社創立100周年を機に設立した公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金では、事業の一つに「京都を中心とした歴史的文化財の保護」をすえ、自治体等と連携し、地域に根差した企業として長期的に支援を行っています。
活動の特色
譲り受けから約70年、谷崎との約束を守り続けてきた石村亭は、日新電機グループの行動の原点である「誠実・信頼・永いお付き合い」の象徴といえます。一般公開は行っていませんが、日本文学や建物・庭園に関する研究者や団体の見学等を受け入れつつ、かつての文豪の姿を社会に伝え、地域の文化資産の継承に貢献しています。また、日新電機グループ社会貢献基金の「京都を中心とした歴史的文化財の保護活動」では、歴史的建造物の修理・整備支援にとどまらず、文化財の修復・修理技術者の育成や伝統産業にかかる技術の継承と未来の担い手育成にも寄与しています。今後もこうした活動を通じて、地域の文化資産の継承に主体的に関わっていきます。



