活動における重点テーマや目標
本プロジェクトでは「まち全体をキャンバス」ととらえ、ミューラルを通して誰もが気軽にアートに触れるきっかけをつくり、大阪市此花区を世界に誇れるミューラルタウンとすることを目指しています。
活動の概要
世界各国から日本を訪れるアーティスト達が、大阪市此花区を舞台に壁画を描く企画となります。世界には日本の文化から影響を受けたアーティストが数多く存在しており、彼らは「日本で作品を描きたい」という想いを強く持っています。WALL SHAREがその想いに応えながら、此花区を海外アーティストの作品が観れる希少なエリアにするべく本企画を展開しています。また、キャンバスとなる壁ごとに唯一の作品が描かれる芸術表現[ミューラル]と、撮ったその場でプリントでき、想いを伝えられる[INSTAX]には通じる価値があると捉えていただいた背景があり、FUJIFILM社からの特別協賛のもとで本企画を運営しております。
活動の特色
累計200作品以上の壁画をプロデュースしてきたWALL SHAREの知見と経験、アーティストとのコネクションを活かした独自性のある企画となります。通常、物件オーナーから壁画を描く許可を得ることはハードルが高いですが、此花区内では壁画を活用した地域活性化に協力的な方々が多く、制作の許可が得られやすいことも大きな特徴です。企画担当者が此花区在住のため、地域との関係性を密に築いていることも理由の一つです。また、壁画の制作期間は、アーティストと壁面オーナー、地域の方々とのコミュニケーションが生まれており、アートを通じた交流が国境を越えたつながりと地域への愛着を生む起点となっています。