活動における重点テーマや目標
障がい者や高齢者の福祉・働きがいや、人権、ジェンダー、貧困、環境保護など、地域でSDGs の課題に向き合う取組みをアートの視点からエンパワメントすることを通して誰一人取り残さない社会づくりに寄与する。
活動の概要
(一財)たんぽぽの家、生活協同組合コープこうべ、兵庫県生協連、近畿ろうきんが連携し、実行委員会形式で実施。「ARTS in CO-OP~生活とアートの協同」と題し、コープこうべの店舗であるシーア(2025年4月26日にリニューアルオープン)をメイン会場として、①障害のあるアーティストの作品の展示、②福祉商品の販売、③ワークショップ、④デジタルサイネージの実施、などの実施を予定している。また、本プロジェクト開催にあたり、福祉団体との提携(2団体程度)や障がい者の芸術を支援する団体の協力も得ながら進めていく予定。
活動の特色
本プロジェクトは2024年度から生活協同組合と連携し、「地域の日常の1つである生活協同組合の店舗で障がい者アート」を展示することで、「生活とアートを近づけ、わたしたちの暮らしを豊かにする」プロジェクトとして開催。ろうきんと生活協同組合との「協同組合間協同」を実践する取り組みとして、国際協同組合年(IYC2025)に生協の父「賀川豊彦」の活動発祥の地でもある兵庫県神戸市で実施する意味は大きい。
また、障がい者アートで展示する作品は、障がいのあるアーティストが店舗の売り場やバックヤードを見学し、そこでの出会いを作品に仕上げたものを展示するなど、日常の意識した取組みとしている。