活動における重点テーマや目標
アートストレージとホテルが融合した、新しいかたちの現代アートの拠点施設を舞台に、アートアワードを開催。入選作品の収蔵・展示を通じて、才能あるアーティストの発掘とその発信をサポートします。
活動の概要
当活動は、アートストレージとホテルが融合した新しいかたちの現代アートの拠点である「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」にて、才能あるアーティストの発掘を目的に、2020年より2年に1度開催しているアートアワードです。入選作品は、ホテルである本施設の共用部などに約2年間収蔵展示され、国内外から訪れる多数の宿泊客に鑑賞されます。制作年を問わず幅広いジャンルのアート作品を対象に、元倉庫をホテルに改修した本施設のコンテクストを活かした展示プランと合わせて募集しています。これまで計3回開催し、次回は2025年末に募集開始し翌年3月中旬に新たな作品の収蔵展示を開始する予定です。
活動の特色
これまで計3回開催し、計813作品の応募から47名の作品が入選、それぞれ約2年間本施設で収蔵展示しました。入選作品は、各回2名の専門家の審査にて選出します。それらの作品は収蔵展示の期間中、美術館や芸術祭、アートフェアへの出展で一時的にホテルから持ち出すことや、購入希望者に販売することも可能であり、アーティストの実績や発信のサポートも行っています。また、元倉庫である本施設では、高い天井や余剰空間を活かして大きな作品を収蔵展示することができます。作品を保管する場所がないという作家の課題を解決すると同時に、国内外から多数の人々が訪れるというホテルの特性を生かして作家の知名度向上に貢献しています。