活動における重点テーマや目標
私共の本社は、九州でも有数の穀倉地帯である宇佐平野に位置しています。地域の方々に愛される企業を目指す中で、地元の文化を大切にし、継承していくために「麦の学校」を始めとした様々な活動に取り組んでいます。
活動の概要
三和酒類では、2009年から宇佐市と協働で市内の小学生を対象に「宇佐市に根付く麦作りが『地域の宝』であること、その文化を繋ぎ、地域の農業や食文化の理解を深めてもらうこと」を目的に「麦の学校」を開催。これまで延べ25校/472名の小学生が参加しています。
また「三和文庫」として宇佐の郷土文化・歴史・文化財等に関する資料の収集等に関する図書費の寄付、子供たちの未来を応援する講演会を宇佐市と共催(2024年から「一社 三和酒類地域文化振興会」が継続実施)、地元のお祭りを支援し文化の継承に貢献する等、様々な取り組みを行っています。
活動の特色
宇佐市は九州有数の麦の産地で数多くの特産品が生まれています。弊社も宇佐市産の大麦「ニシノホシ」で醸す「西の星」という本格焼酎を製造・販売するというご縁があって市役所の活動に参加しました。12 月の種まきから麦踏み、5 月の収穫といった麦の成長に合わせた体験に加え、収穫した麦を使った調理体験や弊社を含めた地元産の麦を使う工場の見学等、幅広い活動を行っています。なお、活動を進める上で最も難しい問題は開催期間が 2学年に跨ることであり、試行錯誤を繰り返しながら食文化の継承や食と農業の関わりへの理解を深める活動を続けています。一番の励みは、好奇心いっぱいの子供たちの笑顔です。
