活動における重点テーマや目標
地域の文化芸術振興に寄与することを目指し、現在においては、「次世代の芸術分野を担う若手作家」「多様な人材が活躍する機会として障がいのある作家」の作品発表の場を創出することを重点テーマとしている。
活動の概要
京セラギャラリーは、京セラ株式会社が取り組む社会貢献活動の一環として、1998年に京都市伏見区の京セラ本社ビルに開館した。重点テーマに沿った特別展を定期的に開催しているほか、主な収蔵品である、ピカソ銅版画347シリーズ、現代日本画、洋画、彫刻、中国清代の乾隆ガラス、ファインセラミック茶器等、これら収蔵品の一部を常設展示している。
活動の特色
社会貢献活動の一環として、重点テーマに沿い年2回、約1カ月間の会期で自治体や地域の新聞社、芸術大学、障がい者芸術団体と連携して特別展を実施。2020年から2024年までの間で2自治体、1新聞社、5大学、6芸術団体、2美術館と連携した。特別展を含む展覧会の会期中には、作家による日本画体験等の親子向けワークショップや、社員向けのアート思考を養うイベント等も実施し、芸術の楽しさと可能性を地域全体へ広げている。また、世界でも全て揃っているのは5セットといわれている<ピカソ銅版画347シリーズ>や、東山魁夷などの日本画を収蔵し、これらを無料公開することで地域の皆様が気軽に芸術を楽しめる場を提供している。
