活動における重点テーマや目標
社会貢献活動を通して、ファッションやもの作りの楽しさを提供し、よき企業市民としての役割を果たす事が目標である。SDGSの活動の一環として位置づけていきたい。
活動の概要
高齢者施設で“利用者によるファッションショー”を開催したのが始まりです。活動の幅を広げる為、2009年に港区赤坂総合支所「赤坂・青山子ども中高生共育事業」、港区内企業の社会貢献ネットワーク「みなとネット」に参画し、2011年に東日本大震災発生の際には、企業として義援金寄附をした事や被災者対象にドレス作成の際に出る端切れを利用したワークショップを実施し、それらを通して社業を活かした社会貢献活動の方向性を見出した。まずは、地域の学校や施設から徐々に範囲も拡大した。委員会メンバーは、マーチャンダイザー・デザイナー・営業職等、本来の担当業務があり必要に応じて集まり企画・運営・実施している。
活動の特色
2014年に“社会貢献委員会”が発足。2015年から出前授業を開始する為、①フォーマルドレスのルールとマナーの説明②企画から縫製まで洋服ができるまでの説明③デザイナーの仕事としてデザインボードを作成の3つの構成からなるプログラム“僕の私のフォーマルウェア”を考案。東京都教育庁主催の体験講座と文部科学省主催の出前授業の見本市に出展登録し、それを機会に出前授業と職業体験受入れを本格始動させた。コロナ禍においてはオンライン開催を実施していたが、2022年には通常に戻した。また、遠方から都内に来る修学旅行生の受け入れも増えている。最近ではキャリア教育の一環として取り入れている学校も多いと実感した。