活動における重点テーマや目標
活動の原点は「お菓子は文化のバロメーター」との思いです。地域の「おやつ屋」としてお客さまとのストーリーを大事にしたい、古くならない、長く愛されるものを作りたいとホールを整備し、活動を続けています。
活動の概要
創業50年を迎えた1982年、帯広本店の喫茶室でサロンコンサートを開催したのが活動の始まりです。帯広本店に「はまなしホール」、2002年に通常は店舗でコンサートの日には室内楽ホールとなる「真駒内ホール」、2015年には札幌本店に室内楽に特化した「ふきのとうホール」を整備。ふきのとうホールは毎月2回程度、クラシックなどの公演を実施しています。東日本大震災のあった3月11日に開催している「鎮魂」コンサートは2017年に始まり、コロナ禍の中断はありましたが今年で5回目を重ねました。
活動の特色
「真駒内ホール」は110席の自由席で、出演者の息遣いが伝わるアットホームな空間です。公演数は今年5月で200回を数えました。休憩時には特製の「ディセール」を提供しています。コンサートは比較的若手中心の構成で、出演した演奏家が研鑽を重ね「ふきのとうホール」でも演奏してくれるようになりました。「ふきのとうホール」は221席で、それまで札幌にはなかった本格的な室内楽ホールです。ヴァイオリニストで岡山潔・東京芸大名誉教授(故人)が監修し、室内楽に特化した音響設計を施しています。このホールから世界へ羽ばたく音楽家が育ってほしいとの願いを込め、レジデントアーティストを迎えて定期演奏会を開いています。