活動における重点テーマや目標
地域の文化振興支援として、生演奏を聴く機会が少ない地域で、一流演奏家のクラシック公演を開催。費用助成だけでなく、公演に職員が同行し、当日まで共に運営する。上質で贅沢な「ときめくひととき」を届けている。
活動の概要
【公募】全国の市町村を対象に募集を行い、出演者など公演内容は開催地の希望により決定する。
【公演内容】日本で指折りの演奏家による本格的なクラシック公演で、必ず出演者による楽器説明や曲目解説を行っている。
【料金設定】小学生から一般の方まで、気軽に生の音楽に親しんでもらえるよう、廉価な入場料を設定。無料公演は行わず、自ら進んで文化芸術に親しむ風土づくりを支援している。
【鑑賞マナーの普及】独自で作成している鑑賞のマナー集を全公演で配布し、来場者全員がリラックスして気持ちよく鑑賞できるよう、各地で普及活動を行っている。
【ノウハウ提供】助成だけでなく、公演に職員が同行、開催当日まで一緒に運営する。
活動の特色
【地域に根差した息の長い活動】全国各地の公共施設で、都道府県、市町村、当財団の三者共催により、これまで年間約30回の公演を継続し、累計1,000回を超える。(2024年度末で1,047回予定)
【地域住民とのより深い交流】公演の付随企画として、0歳児から保護者と参加できる「ミニコンサート」を開催。会場レイアウト等に工夫を凝らし、音楽を聴くのみならず体験できる機会を創出している。学校等で開催する「鑑賞教室」は、授業の課題曲や校歌を取り入れ、音楽に親しみを持ってもらうと共に、公演に足を運ぶきっかけとなるよう取り組んでいる。プロと共に同じステージで演奏する「共演」は貴重な機会として喜ばれている。