• タイトル:朝の時代 制作:SUIKO
  • タイトル:この地球には、みんな其々違う人達が生きている。 制作: 若佐 慎一
  • タイトル:白カラス 制作:三桝 正典

実施日/実施期間

2022/1/21~

実施場所

広島県

おりづるタワー

活動における重点テーマや目標

戦後75年を越えた広島で、この地でしか伝えられない「哀しみ」だけでなく、復興を遂げ、力強く広島で生きた人々にしか伝えられない「願い」をアートで描くことにより、平和都市広島の社会意義を提案しています。

活動の概要

私たち、おりづるタワーは、原爆ドームの東隣に2016年にオープンしました。運営する私たち㈱広島マツダは1933年、当時の原爆ドーム一帯に位置した猿楽町で創業。しかし、1945年の原子爆弾投下により社屋が倒壊、全社員を失いました。今日に至るまで、広島の復興の歩みと共に成長することができました。 戦後75年を越えた今、被爆地から緑豊かな平和な広島の地で、広島ゆかりの20代~90代の様々な世代のアーティスト9名が24mの壁に「願い」をウォールアートで描きました。世界中から訪れる観光客の方々にアートを通じて、広島で生きた人々の想いを、言語を越えて伝え問いかけるアートプロジェクトです。

活動の特色

プロジェクトの運営は弊社単独で、広島の地への恩返しとして行っています。広島という土地は被爆地としての悲惨な現実を知る地であると同時に世界で最初の被爆地として「復興を遂げた土地」でもあります。しかし、その過程や想いを伝える方法が今の広島では活発に行われていません。「被爆地」と「復興」の2つの視点に焦点を当て、広島の人々が世界へ発信する事により新たな社会価値の創造に繋がると思い企画しました。アーティスト達のほとんどがウォールアート初挑戦の画家です。制作過程では、国内外を代表する各世代のアーティスト達が協力し合いながら作画を行い完成した作品は、世界的にも珍しいと言えるでしょう。

ジャンル

美術/建築

継続活動

(2022年 活動開始)