活動における重点テーマや目標
弊社のCSR活動においてその考え方の中心テーマは地域、環境、文化がキーワードになっており、この活動はまさにテーマどおり、子供たちが楽しく絵を描きながらSDGsや地球の環境を考える機会と考えた。
活動の概要
栄区内の小学校5年生を対象に、間伐材コースターにSDGsの17のゴールに関する事項または地球温暖化をテーマに絵を描いて、オリジナルのコースターを作成してコンテストに応募してもらう。2021年は横浜市の助成事業であったが、2022年は補助金が無くなったため、応募地域を縮小し自社で事業費を賄った。横浜市栄区、横浜市教育委員会、栄区社会福祉協議会、(株)タウンニュース社の後援を得て開催、審査は区政推進課長、校長会会長、社会福祉協議会事務局長、タウンニュース編集長、石井造園社長によって各テーマ賞を決定。昨年度の応募総数は626点、参加校数は9校に及んだ。各賞を含む14点を優秀作品として表彰した。
活動の特色
造園業を生業とする弊社は、地域志向のCSRを経営の中心に置いており幼稚園のプレートづくりや地域の方々へ薪の提供など、作業において発生した間伐材の再利用に以前から取り組んできた。そこで栄区内の小学生にこの間伐材コースターを使って、SDGsに関する教育の手助けができないか考えた。横浜市の学生や若手の主宰するSDGsイベントに瓦礫を提供したのがきっかけで、ブロックやコンクリートの破片に親子で絵を描いて楽しむ姿を見て間伐材が利用できないか考えた。また、コースターの質を高めるために表面を磨くことが必要で、これを地域作業所に委託することで障がい者の雇用の後押しになった。