活動における重点テーマや目標
西洋の服飾および服飾関連資料の公開を通じて、豊かな服飾文化の醸成とファッション産業の発展に貢献します。
活動の概要
京都服飾文化研究財団(KCI)は、1978年に株式会社ワコールの出捐により設立されたファッションの研究機関として、現代のファッションおよびその歴史的源泉である西洋の歴史的衣装を体系的に収集しています。公開活動として、国内外の美術館と共同で展覧会を企画・開催していますが、2000年より施設内にギャラリーを開設し、より定期的に収蔵品の展示と研究成果の発表を行っています。
活動の特色
財団では、主に18世紀から現代にいたる欧米を中心に制作された衣服やアクセサリー類を約1万3千点、服飾・美術関連資料を約2万点収蔵しています。KCIギャラリーは、京都府教育委員会より認可された博物館相当施設として、年に2~3回さまざまな切り口で収蔵品の展示を行っています。2023年度は4回開催:
①「名前のない服――ヘルムート・ラング寄贈品より」(1月30日~4月28日)
②「モデリング ―かたちをつくる―」(6月5日~8月18日)
③「裾引くトレーン――19世紀後半のドレス」(9月25日~12月22日)
④「フラワー・パワー:時代を彩る花模様とファッション」(2024年1月29日~4月26日)
