活動における重点テーマや目標
アートギャラリーホームとは、首都圏・近畿圏を中心に有料老人ホームを運営するチャーム・ケア・コーポレーションがウェルビーイング向上のために取り組む、若いアーティストへの支援活動です。
活動の概要
本活動を開始したのは2014年。若いアーティストを対象とした公募を実施し、審査員による作品選考・表彰式および作品展を開催している。選出された作品約1,200点は首都圏30カ所の有料老人ホームに常設展示し、ホームページからも閲覧可能となっている。定期的な公募実施により、作品発表の機会に恵まれない若い世代の実績の一助となってきた。また、入居者のウェルビーイング向上を目的としたアートプログラム、新規施設でのアートプロジェクト、美術大学との連携プロジェクトも実施し、若いアーティストへの継続した支援に取り組んでいる。
活動の特色
本活動の特色は、介護企業ならではの視点で行う、アートによる社会貢献である。
アートがウェルビーイングを向上させるものであることに着目し、若いアーティストへの支援を通じて、心豊かな社会の構築を目指している。
若いアーティストの作品を評価し、外部に発信していくことが芸術文化振興に繋がると考え、美術大学や関連企業と連携しながら本事業を継続してきた。
すべての企画・設置は介護資格を持つ社員と建築担当、担当学芸員が行っている。
今後も、高齢者とアーティストの橋渡しをすることによって生まれる相乗効果を活かしながら、サステナビリティを巡る諸課題の解決に向けた持続可能な社会へ貢献していく。