活動における重点テーマや目標
生演奏を聴く機会が少ない地域で、一流演奏家のクラシック公演を開催、上質で贅沢な「ときめくひととき」を全国に届けて地域の文化振興を支援。費用助成だけでなく、公演に職員が同行、開催当日まで一緒に運営する。
活動の概要
【地域に根差した息の長い活動】全国各地の公共施設で、都道府県、市町村、当財団の三者共催により、これまで年間約30回、30年以上公演を継続している。(2022年度末で966回予定)
【子ども向けミニコンサートの拡充】公演とは別に、未就学児と保護者が親しめるミニコンサートを積極的に開催。コロナ禍でライブ配信等が増えているが、感性が豊かな子どもの頃こそ生の音楽に触れてもらうことに拘り、感染症対策を実施しながら、可能な限り近い距離で演奏を聴く機会を提供している。また、未就学児を対象にしたコンサート開催経験がない地域も多く、会場レイアウトやプログラム等、開催市町村に提案しながら共同で取り組んでいる。
活動の特色
【公募】全国の市町村を対象に募集を行い、出演者など公演内容は開催地の希望により決定する。
【公演内容】日本で指折りの声楽家や器楽奏者による本格的なクラシック公演で、必ず出演者本人による楽器説明や曲目解説を行っている。
【料金設定】小学生から一般の方まで、気軽に生の音楽に親しんでもらえるよう、廉価な入場料を設定している。一方、無料公演は行わず、自ら進んで文化芸術に親しむ風土づくりを支援している。
【鑑賞マナーの普及】独自で作成している鑑賞のマナー集を全公演で配布し、来場者全員が堅苦しさを感じず、気持ちよく鑑賞できるように、各地で普及活動を行っている。