活動における重点テーマや目標
DNPの企業理念「人と社会をつなぎ新しい価値を提供する」の実現に向け「多様な価値観と対話する文化の醸成」を理念に美術と誰もが気軽に出会い「創造性/想像性」に富む対話が育まれる機会の提供を行っていく。
活動の概要
「DNP ミュージアムラボ」は、ミュージアムと協働して、多様な芸術文化に親しむ方法について考え、それをカタチにするDNPの文化活動です。活動の中心は、誰もが気軽に芸術文化に触れ、その背景を読み解き、驚きや感動、共感やヒントをえるための、「方法の開発」と「環境の整備」を行っています。時代にふさわしいカタチへと、ミュージアムが担ってきた機能(収集・保存・研究・展示・教育)がパワーアップされることへの貢献を通じ、人々と芸術文化との出会いがより一層豊かになることを目指しています。
活動の特色
DNPミュージアムラボでは、これまでルーヴル美術館、フランス国立図書館(BnF)、フィンランド国立アテネウム美術館との協働し、弊社の技術を活かして多くの人に美術に親しんでいただくための鑑賞補助システムやワークショップの開発及び展覧会を行ってきました。今年度は対話型美術鑑賞ワークショップ《アート・リフレクション・メソッド》の普及を北欧の美術館と共にリアル・オンラインで実施していく予定です。特に高齢者を中心に実施し、コロナ禍に失われたコミュニティの形成の一助となることを目的としています。