活動における重点テーマや目標
「くばらだんだんアートプロジェクト」を通して、障がいがあり素晴らしいアートの才能を持つ方々の可能性を広げ、社会参加のきっかけを作ることを目的としています。
活動の概要
くばらだんだんアートは、2011年に発足し今年で11回目を迎えます。毎年、“食”にまつわるテーマをもとに障がいのある方の絵画を募集しています。そして経済・文化に精通した審査員の先生方による審査を行い、入賞作品を決定します。選ばれた作品は、ラッピングバスやダンボール箱、一筆箋などのデザインに採用され、福岡だけでなく全国へと発信されます。また、“自分の作品が美術館に展示される”喜びを皆様に感じてほしいという思いで、年に1度福岡県立美術館にて展覧会を行い、応募頂いた全ての作品を展示しています。2020年からは「WEB展覧会」を実施し、コロナ禍でも新たな形で、多くの方へだんだんアートを発信しています。
活動の特色
障がいのある方の社会参加の機会を創出するため、入賞に選ばれた作品を福岡市内を走るラッピングバスや当社の商品を全国のお客様へお送りする段ボール箱や一筆箋のデザインに採用しています。そして製作者の方へデザイン利用料としての賞金を支払うことにより障がいのある方の社会活動への参加を支援しています。また、地域の障がい者施設を定期的に訪問し障がいのある方と実際に触れ合う機会も大切にしています。
本プロジェクトは当社の新入社員が主導しています。社会人の基礎を身に付ける時期に、このような活動に主体的に取り組み社会貢献活動のやりがいと意義を体感することで長期的に社会貢献に携われる人材を育てています。