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株式会社資生堂 

企業文化活動による新たな価値創造

  • 資生堂企業資料館、資生堂アートハウス外観、『花椿』表紙(1950年戦後復刊号)、資生堂ギャラリー2019年荒木悠展会場風景
  • 1998年「美と知のミーム、資生堂展」ポスター、展示風景
  • 1991年「資生堂国際フォーラム サクセスフルエイジング」、「サクセスフル エイジング」関連書籍

実施日/実施期間

企業文化部創設(1990年-)、資生堂企業資料館(1992年-)など

実施場所

東京都/静岡県

資生堂企業資料館など

活動における重点テーマや目標

企業使命であるBeauty Innovations for a Better Worldの実現のため、創業より築いてきた企業文化を経営資産として、新たな社会価値を創造していくことを目標としている。

活動の概要

資生堂は1990年、日本の企業に先駆け、企業文化をヒト、モノ、カネに次ぐ第四の経営資産として社内外に還流させ、価値創出や社会への提言につなげることを目的に企業文化部を設立し、30年にわたり企業文化活動を継続。資生堂企業資料館、資生堂ギャラリー、資生堂アートハウス、S/PARK Museum等の文化施設の運営を事業活動の一環として行い、無料で一般に公開。企業文化誌『花椿』の発行、国内外での企業展や文化イベントの開催、メセナや顕彰、書籍刊行、教育活動など多岐にわたる活動を展開。2019年からは、新設された社会価値創造本部の一員として環境、社会、文化の相乗効果で社会課題に取り組んでいる。

活動の特色

創業120周年の1992年、企業文化を蓄積し、それを経営において活用し,再び蓄積する過程を管理し検証する機関として資生堂企業資料館を開館。約20万点に及ぶ企業資料を活用し、創業者の精神やイノベーションのDNAを社員に継承するとともに、資生堂のヘリテージを社会価値として社会に共有してきた。調査研究や刊行物発行、社外研究協力、企業展などの活動に加え、近年はデジタルコンテンツを活用したヘリテージの発信・継承にも注力し、グローバルで展開。環境、社会、ガバナンスに文化を加えたESCG経営を提唱する資生堂は、ヘリテージの力で新たな価値を創造し、よりよい社会を実現することを目指して企業文化活動を続けている。

・・・企業メセナ協議会会員

ジャンル

映像メディア/複合芸術/生活芸術/デザイン/ファッション/ものづくり/その他

継続活動

(1990年 活動開始)