活動における重点テーマや目標
「こころの劇場」は、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクトです。各自治体の教育委員会等を通じて学年単位で実施しています。
活動の概要
子どもたちの心に、「生命の大切さ」、「人を思いやる心」、「信じあう喜び」など、生きていく上で大事なことを、舞台を通じて語り掛けたい―。2019年度は『カモメに飛ぶことを教えた猫』、『はだかの王様』のファミリーミュージカル2作品を上演。日本全国で、計166都市422回公演、総計約53.5万人の子どもたちが観劇しました。北は北海道・利尻島から、南は沖縄県・宮古島/石垣島まで、日本全国の一人でも多くの子どもたちへ感動の輪を広げていきたいと願っております。
活動の特色
一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季、そして、この趣旨にご賛同いただいた多くの企業や団体のご協力により、2008年より実施しています。観劇した子どもたちからは「もっと命を大事にしようと強く感じました」「人を最後まで思いやる優しさに感動しました」「生きる勇気をもらいました」「友だちの大切さを改めて感じました」「このお芝居をみんなで観た後、学校でいじめがなくなりました」などたくさんの声をいただいております。日本の未来を担う子どもたちの問題は「社会総がかり」で取り組む必要があると存じます。また、子どもの頃に触れる世界は、生涯決して色褪せることのない財産になると考えます。
