活動における重点テーマや目標
若手音楽家の発表の機会を創出すると共に、次代を担うこどもたちが生の音楽/楽器に触れる体験学習を通じて音楽経験のきっかけを作り、モチベーションの向上や興味・関心を後押しする。
活動の概要
当社製油所・事業所が立地する自治体において、地域の美術館・博物館の展示テーマに着想したコンサート「Music in Museum」を2006年より継続実施。2017年には「みらいを奏でる音楽会」と改称し、若手音楽家の出演や、開催地の児童・生徒が出演者とステージで協奏する企画の実施など若者への演奏機会・体験の提供をコンセプトとしています。また、コンサートに合わせ、出演音楽家が開催地の小・中学校に出向き、児童・生徒が楽器を演奏する体験授業や、部活動への演奏指導を行うワークショップも併催し、こどもたちの音楽体験を後押ししています。
活動の特色
10年以上に亘る継続により、本活動は開催地域で文化イベントとして定着し、広く親しまれています。特に若者の成長・支援を活動テーマとした17年からは、地元行政との連携のもと、コンサート・ワークショップの併催を行い、幅広い年齢層に楽しんでいただけるイベントとなっています。出演者には、当社のメセナ活動のひとつである「出光音楽賞」にノミネートされた実力のある若手音楽家を招聘し、コンサートの質を上げるとともに、音楽家の成長、ひいては未来の音楽文化の創造に貢献しています。2018年には、第28回出光音楽賞を受賞したサクソフォンプレイヤー上野耕平をコンサートマスターとする若手アンサンブルが出演しました。