活動における重点テーマや目標
DNPの経営理念「創発的社会への貢献」に向け、「多様な価値観と対話する文化の醸成」を理念とし、「本業に近いところで息長く」をモットーに企業メセナ活動を展開しています。本事業は、本業に近いグラフィックアートの分野で、地元の歴史や資源を生かした特色ある町づくりに寄与しています。
活動の概要
須賀川市内の小中学生版画コンクール「田善顕彰版画展」(須賀川商工会議所青年部主催)が東日本大震災により会場確保が困難になったため、CCGAが2012年から会場を提供し、同展に協力しています。あわせて敷地内に版画工房を開設し、定期開催のワークショップや工房開放日を通じて、市民に版画制作の場を提供しています。2013年にはCCGAが仲介し、CWAJ(カレッジ・ウイメンズ・アソシエーション・オブ・ジャパン)主催の「CWAJ現代版画展」に須賀川の小中学生の版画が特別出品されたほか、東京芸術大学において同大版画研究室と須賀川商工会議所青年部の共催による「田善フォーラム」が開催されました。
活動の特色
1)経営資源の活用:版画工房などの施設や所蔵品に加えて県外の美術専門家ネットワークを活用しています。
2)社会・地域との接点:地元ステークホルダー(市民、商工会議所青年部(田善展主催者)、小中学校、教育委員会など)に対し版画を通じた地域振興や生涯学習に貢献する一方、東京芸大や慈善団体CWAJに対しては地元との連携の場を仲介し、それぞれ実績を上げています。
3)活動のきっかけや思い:江戸期の銅版画の開拓者の一人である亜欧堂田善の生地に立地するグラフィックアート専門美術館として「版画のまち」の実現に貢献することは使命であり、同時に地元市民たちとの交流を通じてCCGA自身が活力をもらっています。



