活動における重点テーマや目標
2019年度は、中之島文化ネットワークを構築するための組織づくりに着手。これにより、鉄道事業者単体ではできない広域的な文化事業を展開し、中之島の文化ネットワークの構築と創造的活用法の発見をめざす。
活動の概要
本事業は、中之島の都市魅力を高め、自然環境と文化資産を活用して新たな価値創造へと繋げる将来構想(「中之島学術芸術祭(仮称)」や文化特区化等)の実現を主旨目的に、中之島全体を「創造的な研究所(クリエイティブ・ラボ)」に見立てた多様なプログラムを実施。
①中之島文化ネットワーク(仮称)
15の文化施設と連携した歴史文化と水辺環境の資産運用によるプログラム開発
②中之島クリエーションプログラム(仮称)
国際的アーティストによる中之島の文化資産を活かした新たな作品構想
③中之島パブリックリレーションズ(仮称)
中之島の新たなイメージ戦略および、プロジェクトのシンクタンク&プラットフォームメディアの構築
活動の特色
当社では昨年度、2026年を目標年次に定めた長期戦略構想を公表し、主軸戦略として「沿線再耕」「観光共創」「共感コンテンツ創造」を掲げ、沿線の街に新しい価値を創造する挑戦を発表した。
その重要拠点のひとつである中之島においては、当社が2006年より取り組んできたアートエリアB1での社学・地域連携文化活動をより広域的効果的に展開するため、中之島に点在する文化施設等と実行委員会を組織。
アーティストを巻き込み、企業の参画を促し教育機関、行政機関と連携して、都市の潜在的な可能性の掘り起こし(地質調査)及び街の魅力の再発見・創造(再耕)を行い、将来的に大阪全体を牽引する発展的事業へと展開させていきたい。