活動における重点テーマや目標
文化財である出版物を全国へ届ける出版販売会社という立場を活かして、子どもが身近な場所で本に親しむ環境作りを目指す。本を通して文化を育て広く伝えるとともに、次代の読者を育てる。
活動の概要
①「日販よい本いっぱい文庫」(1964年~)国内の児童福祉施設や病院児童病棟などに児童図書を毎年12月に寄贈。
②児童図書展示会「本と遊ぼうこどもワールド」(1978年~)絵本・児童書・図鑑などを企画コーナーで展示即売。また、絵本の読み聞かせ会や、児童文学作家などを招いた講演会などの参加型イベントも開催。毎年国内2~3ヵ所にて開催。
③読み聞かせ会「おはなしマラソン」(1999年~)取引先である全国の書店での読み聞かせ会のサポート。書店に開催ノウハウ・読み手の派遣・おみやげなどを提供。
活動の特色
①「日販よい本いっぱい文庫」は日本児童図書出版協会と共催。活動にご賛同いただいた出版社が児童図書を無償提供、梱包会社が寄贈施設ごとの仕分け業務を無償で担当、運送会社が寄贈施設へ無償配送と、各社が社会貢献という形でご協力いただいている。厚生労働省に後援をいただき、寄贈施設の紹介をいただいている。
②「本と遊ぼう子どもワールド」も日本児童図書出版協会と共催。
③「おはなしマラソン」は1社で運営。出版文化産業振興財団(JPIC)に読み手の紹介をしていただく場合がある。