活動における重点テーマや目標
「応募の機会を広くし、中長期に新進作家を支援する」ことに重きをおき、本美術賞が新進作家にとってのひとつの目標となり末長い支援となることを願い、本活動を継続・発展させています
活動の概要
応募作品の中から、年齢・所属を問わず、真に力があり、将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を厳正に選考した上で、入選・受賞作品を表彰する「FACE展 損保ジャパン日本興亜美術賞展」を開催しています。グランプリ受賞作品は当社美術館で所蔵し、次回の同展覧会開催時にも展示しています。また、受賞作家のグループ展を数年毎に開催しています。
活動の特色
1977年に新進作家を育成する「財団奨励賞」、中堅作家を顕彰する「東郷青児美術館大賞」を創設し、各々展覧会を開催。財団の公益財団法人への移行を機に、35年に及ぶ上記の作家支援活動を継続し、さらに発展させるため、2012年度に公募形式のコンクール「FACE 損保ジャパン美術賞」を創設しました(2014年9月に「FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞」に名称変更)。美術賞の創設にあたっては、既存美術賞展の隙間を埋める美術賞展になることを目指しました。また、審査員は公平な立場で審査ができる美術評論家のみで構成しています。