活動における重点テーマや目標
国際的に通用する将来性のある若手美術家の支援と、現代美術の発展に寄与する。
活動の概要
当展は推薦制のコンクールで、日頃から公平な立場で作家と接している全国の美術館学芸員・美術評論家などの推薦を受けた作家が作品を制作・出品する。これにより全国から有望作家が発掘され、質の高い作品が揃う。出品作品からVOCA賞・奨励賞・佳作賞などが選考される。
創設~2015年は高階秀爾氏らが審査委員として牽引し、以降は毎年1~2名の委員が交代し常に新しいVOCA展を創っている。過去に福田美蘭・やなぎみわ・清川あさみ・蜷川実花らが受賞しており、近年では若手作家の登竜門として高く評価されるようになった。2000年メセナ大賞。
活動の特色
平面美術の領域で国際的に通用する将来性のある40歳以下の若手作家の育成・支援を目的に、上野の森美術館にて開催されている「VOCA(ヴォーカ)展」(The Vision of Contemporary Art-現代美術の展望)に第1回(1994年)より特別協賛している。
第一生命は、毎年の展覧会の協賛に加え、VOCA賞作品を所蔵し、本社ビルで定期的に作品を公開している。