活動における重点テーマや目標
音楽・影絵劇を通じて、芸術・文化の振興に貢献することを目的とし、また、健常者と障がい者とのバリアを取り除くとともに、感動を共有して相互理解を深め、地域社会とのコミュニケーションを深める場として開催。
活動の概要
当コンサートはカラフルで幻想的な「影絵」とピアノ・ヴァイオリン・チェロによる「生演奏」、そして「語り」を組み合わせた独創的な芸術です。季節感をとり入れたコンサートと名作童話を演目とした影絵劇の2部構成(約2時間)で開催しています。
ハンディキャップのある方をはじめ、小さいお子さまからお年寄りまで無料で楽しんでいただけるバリアフリーコンサートとして開催することで、多くの方に芸術・文化への関心を高めていただく場を提供しています。初回公演以来、全国各地で233回の公演を開催し、延べ22万人を超えるお客さまが来場しています。
活動の特色
「誰かのために何かをしたい」「多くの人の笑顔が見たい」「地域社会との良好な関係を築きたい」という3つの思いのもと、活動を開始。
ご来場の皆さんが感動を共有し相互理解を深め、困っている人がいたら自然に声をかけられる「心のバリアフリー」を目指しています。自主運営によるコンサートで社員はもとより、市民ボランティアの皆さんと協力して公演を支えています。就労支援施設で封入されたパンフレットにはスクラッチくじが入っており、景品には開催地の授産施設で作られた手芸品などを選んでいます。また、ハンディキャップのある方を優先的に招待し、車いす専用席の充実、舞台には手話通訳をとり入れるなど様々な工夫をしています。