活動における重点テーマや目標
当社のメセナ活動の拠点。歴史的建造物を美術館として再生。また、天王山中腹の風光明媚な景観をお楽しみいただける場として開いています。
活動の概要
実業家、加賀正太郎氏が大正~昭和にかけて建てた山荘を修復し、1996年、安藤忠雄氏設計の「地中の宝石箱」とともに、美術館として開館。現在では①本館「大山崎山荘」、②地中館「地中の宝石箱」、③山手館「夢の箱」の3つの建物を美術館として公開しています。主なコレクションは民藝とモネ。民藝運動に参加した河井寬次郎、濱田庄司、バーナード・リーチの作品を中心に、古陶磁や家具、染色作品など。また、印象派のクロード・モネの代表作《睡蓮》の連作も常時展示しています。年に数回の企画展開催のほか、講演会やトークイベント、地元小学校への出前授業など、地域に開かれた美術館として運営しています。
活動の特色
●6つの登録有形文化財、並びに2つの安藤忠雄氏の建築物が同時にご覧いただけます●民藝コレクション、モネ《睡蓮》を中心とした西洋絵画のコレクション●天王山中腹、木津・宇治・桂川の三川を望む風光明媚な景色、庭園に数多く配された植物が四季折々、色鮮やかにお楽しみいただけます●京都駅から電車でわずか15分というアクセスの良さ●大山崎町内の小学校への出前授業、地元自治体をはじめ行政と連携したプロジェクトなど、地域のみなさまとさまざまにパートナーシップを組み、美術館と地域の出会い、開かれたコミュニケーションの場を創造しています