活動における重点テーマや目標
ファッションは暗黙のルールや駆け引き、あるいはゲームにも似た自己と他者のコミュニケーションが存在します。本展では新たな〈ドレス・コード〉、私たちの装いの実践(ゲーム)について見つめ直します。
活動の概要
・京都国立近代美術館(MoMAK)と京都服飾文化研究財団(KCI)は、1980年より共同で展覧会を開催。「美術館における衣装展」という分野を日本でいち早く普及、発展させてきました。
・社会、文化、アートの諸問題とも結びつくテーマを取り上げ、衣服だけにとどまらない、現象としてのファッションの展示を目指す私たちの試みは、これまで海外でも評価され、多数の巡回展が実現してきました。
・2019年9月には国際博物館会議(ICOM)の大会が京都で開催されます。これを機に、MoMAKとKCIは、これまでの活動を継承しつつ、より挑戦的なファッション展を企画・開催し、広く国内外へと発信していきます。
活動の特色
1978年4月1日 西欧の服飾の収集、研究、公開を目的に文部省の認可を受け財団設立。1980年の浪漫衣装展をはじめとし、京都他世界各地で展覧会を開催。西欧服飾の研究を通して人間の豊かな文化を見つめ直しながら、ファッションと私たちが着る衣服を様々な角度から切り取りその意味を問い直します。とりわけ日本に有って、日本独自のスタイルを確立した日本人デザイナーの活躍を世界に向けて発信することを使命としています。
