活動における重点テーマや目標
「次世代教育」として、未来を担う子どもたちに、詩の創作を通じて自然や環境への関心および創造力を高めてもらうことを目的としている。また、詩集を小学校や図書館へ寄贈するなど「地域貢献」にも力を入れている。
活動の概要
小学生を対象に、「自然や人、生活の中での発見」をテーマとして実施している詩作コンクール。未来を担う子どもたちに対し、「自然とふれあうことによって、『環境』への関心を高めてほしい、詩を書くことによって自分の気持ちを表現する『創造力』を育んでほしい」という願いのもと始まった。1997年の実施以降、2018年度で23回目を迎える(6月に募集開始予定)。これまでの応募総数は約68,500通で、2017年度は1万通を超える応募をいただき認知度は上がっている。審査の結果、受賞作品については、詩集にまとめて小学校や図書館などに寄贈する他、音訳・点訳を行い、視覚特別支援学校や点字図書館などにも寄贈している。
活動の特色
活動開始初期から、受賞作品については、詩集にまとめ小学校や図書館などに寄贈しているが、2016年度から、点訳・音訳も行い、視覚特別支援学校や点字図書館などに寄贈している。また、2017年度の詩集の挿絵を「特定非営利活動法人まる」が運営する障害福祉サービス事業所「工房まる」所属のアーティストに依頼。「工房まる」では、人や社会との関わりの中で障がいのある人が「自立」することを目指し活動されている。この詩集が、子どもたちとアーティスト一人一人の個性を表現する場となり、相互理解を深めるきっかけになればという思いを込めて制作を依頼した。今後も社会・地域とのつながりをより意識して活動を行っていきたい。