活動における重点テーマや目標
1978年の創刊以来、建設に関わる情報を周辺文化と共にご覧いただくことを通し、建設文化への理解と浸透を目指しています。
活動の概要
建設という営み(建設文化)は人々の夢の実現であり社会の反映です。そしてその行為一つ一つが未来を創ります。
『季刊大林』では毎号、国内外の研究者・専門家の方々にご参加いただき、建造物に関係するテーマを歴史や社会、周辺文化と共に考察しています。建造物に込められた人々の思いやさまざまなパワー、社会の変化などを紐解き、それらを技術やシステムで支える「建設文化の重要性や面白み」への理解を深める機会にしていただきたいと考えています。
さまざまなステークホルダーやオピニオンリーダー、建設関係者、国公立図書館、大学図書館などに幅広く配布。
大林組担当者が中心となり編集・制作。15,000部、不定期発行。
活動の特色
■大きな特徴となっているのは、大林組の社員によるプロジェクトチームが歴史的建造物の復元や検証、未来社会に寄与する建造物や街の構想などに挑戦し、そのプロセスと成果を誌上で発表する「大林組プロジェクト」です。代表的な例としては「古代出雲大社本殿の復元」「宇宙エレベーター建設構想」など。これらは、大林組が持つ建設関連技術水準を示すばかりでなく、建設のもつ可能性を感じていただく機会になっています。
■他に例のない学術的広報誌として評価をいただいていますが、興味深い図版の掲載、美しいレイアウトなど、読みやすく質の高い雑誌をつくることで、より多くの方々への浸透を図っています。