活動における重点テーマや目標
コクヨデザインアワードは使う人の視点で優れたデザインを広くユーザーやデザイナーから集め、入賞作品は協業にて技術を持つ製造業と一緒に商品化を行う、44カ国が参加する国際デザインコンペティションです。
活動の概要
コクヨデザインアワードは若手デザイナーの登竜門として2002年から開始され、今年で15回目を迎える製品化を前提にしたプロダクトデザインコンペティション。デザインの美しさや製品化だけを評価基準にするのでは無く「日常の生活に本当に必要なもの」を重視し、ユーザー起点で生活の質を豊かにするデザインを生み出す事を最大の目標にした応募者とメーカー協業型のものづくりプロジェクトである。
活動の特色
2002年にはユニヴァーサルデザインをテーマにユーザー視点のデザインコンペとして開始した。現在では時代に合わせたテーマを毎年設定し、製品化を前提としたデザインコンペティションとして運営している。社会の教育機関からも認知をいただいており、美術系大学や高等学校での授業の一環としても取り入れられている。過去の受賞作品からは「カドケシ」や「Campusノートパラクルノ」、「ビートルティップ」、「和ごむ」などのヒット商品も誕生し現在までで15作品が商品として生み出され、中からはONE SHOWやロンドンインターナショナルアワード、IF賞など多くの海外デザイン賞も受賞している。