活動における重点テーマや目標
企業理念である「地域社会に貢献し、地域に愛される企業」の一環として、音楽を通じて地域文化の向上や活性化を図ることがテーマ。
音楽家へは活動の場を、お客様には生の音楽に触れる場の提供を目標としている。
活動の概要
当社の敷地内にある日本初の焼酎資料館を会場とし、春と秋の年2回クラシック音楽のコンサートを開催。
1992年よりスタートしたコンサートは、2017年春に節目の50回公演を迎える。
普段クラシック音楽を聴くことのない方々にも、本物の音楽に身近に触れていただけるよう、入場料は1,000円（税込）に設定。
また演奏者は、鹿児島に所縁のある若い音楽家を中心に招き、地域文化の向上および活性化の一助となることを目的としている。
さらに、コンサートのオープニングとして、地域の学校による演奏の場を設けている。
出演校は、当社が楽器を寄贈した学校に依頼し、音楽を通じた地域との関わりや結び付きを大切にしている。
活動の特色
「音楽仕込み」という技法で焼酎造りを手掛ける当社が、音楽による繋がりで、地域との関わりや地域文化の向上・活性化を図りたいという想いのもと始まる。
本社敷地内にある江戸時代に建てられた酒蔵を移築した建物「焼酎資料館」を会場とし、企画から運営まで全てを社員で行っている。
演奏者と観客の距離が近い、温かみのあるコンサートとなっている。
節目の50回にあたる2017年5月は、より多くの人へ今までの感謝の気持ちを伝えられるよう地元ホールでの開催としている。
また、開催時の休憩時間に地域の菓子店とコラボしたお菓子のふるまいや、地域の方々による物品販売の場を設けて、地域交流の場の創出にも取り組んでいる。