活動における重点テーマや目標
江戸時代の風景、風物等をテーマとし、視覚的要素も織り込みながら演奏を鑑賞するシリーズ。これまで邦楽との縁の薄かった層にも機会を提供し邦楽愛好家の育成と拡大をはかる。(平成22年度より実施)
活動の概要
第16回は「大名」が作詞など関わったと言われている曲に焦点を当てる。大名が作詞した音楽、江戸の大名屋敷で行われていた邦楽を演奏し、邦楽が庶民だけではなく大名にも深く浸透していた事実を取上げる。第17回は「女形」として、初代中村富十郎、三代目瀬川菊之丞、五代目岩井半四郎にまつわる曲を取り上げる。
活動の特色
新日鐵住金株式会社は、「企業も良き市民としての役割を果たすべきである」という基本方針の下、過去60年に亘って見返りを求めない社会貢献である音楽メセナ活動を推進してきている。1995年に開館した紀尾井ホールには邦楽専用ホールも併設し、以来22年にわたって、年15~20公演
の主催公演を実施し、邦楽愛好家の育成をはかっている。