活動における重点テーマや目標
DNPの経営理念「創発的社会への貢献」に向け「多様な価値観と対話する文化の醸成」を理念とし「本業に近いところで息長く」をモットーに企業メセナ活動を展開しています。本業に関わりの深いグラフィックデザイン、グラフィックアート分野の学術研究を助成することで新しい価値の創造を目指します。
活動の概要
募集テーマは、A部門(グラフィックデザイン、グラフィックアート全般をテーマとする、美学、美術・デザイン史、博物館・アーカイブ学、比較文化、技法材料・保存科学、美術教育学などの研究)と、B部門(DNP文化振興財団が保有する田中一光アーカイブを活用した故・田中一光に関する研究)の2部門。大学、美術館等の研究機関に所属する研究者を対象に、1件につき年間50万円を上限に助成します。助成期間は毎年10月1日から翌々年3月31日までの18ヶ月で、年間5件程度採択予定です。選考は学識経験者6名の審査委員会が行います。研究成果の論文を当財団ウェブサイトで公表するほか、将来は研究紀要などの刊行も予定しています。
活動の特色
1)経営資源の活用:田中一光アーカイブをはじめとする当財団が保有するアーカイブ資料群や、グラフィックデザイン、グラフィックアートに関する専門家ネットワーク
2)社会・地域との接点:グラフィックデザイン、グラフィックアートに関する学術研究を行う研究者に研究資金を助成し、あわせて、研究者間の交流・情報交換の場づくりや、研究成果の社会に向けた公表に協力します
3)活動のきっかけや思い:当財団では、20世紀後半の日本のグラフィックデザインを次世代に継承すべき文化遺産と位置づけアーカイブ事業を推進してきましたが、さらにアーカイブを活用して、この分野の学術研究を振興するために研究助成を開始しました



