活動における重点テーマや目標
「美しく暮らすための提案」を芸術文化を通じて社会と分かち合い 、企業の私的資産を公共財として開放することで 、人々の心豊かな生活とより良い社会づくりに貢献すること。
活動の概要
1978年の開館以来、静岡県掛川市にて一貫して無料公開を継続しています 。2026年度は、会社独自のフォント体「資生堂書体」の制作に深く関わった小村雪岱の作品140余点を通じ、日本の伝統美と企業デザインの源流を紐解く展覧会を開催 。また、現代作家と協働し「日常生活で使える工藝」を提案した『工藝を我らに』セレクション展としてお正月や大晦日などの「四季のしつらえ」をテーマに、工藝が日常にもたらす彩りと幸福を提示します 。45年以上にわたり、人間国宝の作品から現代作家まで幅広く紹介し 、企業の美意識を社会へ還元する文化拠点を維持・運営してきました。
活動の特色
特色は、谷口吉生設計の建築美の中で 、最高峰の工藝や絵画を無料で享受できる圧倒的な公共性です 。単なる展示に留まらず、自社のデザイン史を美術史に位置づける企画や 、現代作家と生活文化を共創する『工藝を我らに』など、企業自らが美の価値を再定義する高い主体性を有します 。地域に根差しつつ、来館者の約3割が県外客という広域的な発信力を誇り 、平成26年には美術館として初の静岡県文化奨励賞を受賞 。長年の継続性と時代に合わせた創意工夫により、企業メセナの理想形を体現したと自負しています 。



